何にシャーロットという名をつけたら嫌か?

ニホンザルの子にシャーロットと名付けた件。
理屈で分かっても感情でやっぱり嫌だと思う。
人によって嫌なとこのボーダーが違うんだろうなと感じたから自分にとってどこまでが嫌なのか?色々並べてみる。

シャーロットという固有名詞を与えた時に、自分が嫌と思うボーダーを探す。

◆動物
人間(人種問わず)→ OK

・動物園の動物
イルカ → OK

イヌ → OK ブルドッグとかは嫌。

ニホンザル(今回) → なんとなく嫌。やっぱNG

他の霊長類 → ニホンザルと同じでNG。

キリン、ゾウ、ライオン → OK

ブタ → かわいいけどNG

・虫
ゴキブリ → むろんNG

世界一美しい蝶 → 固有名詞はNG、ただし普通名詞「シャーロットの蝶」はOK


◆動物以外
貴重な宝石 → OK

船舶、宇宙船 → OK

山岳の名前、地名 → OK

建物 → OK

星の名前、原子名→OK

法律、規則名→OK

核ミサイル→NG

アンドロイド → OK。但し完成度が高く美しいもの。

芸術作品 → 人の名前だけの作品ってのはあまり無いけど、美しい絵画とかならOK

人の性器 → 名前つける人も居るけど、その固有名詞は一般的ではないので(カップル間、友達だけとか)別に気にしない。OK

ダッチワイフ → 自分の所有物につけるのはOK
商品名としては今はNG

◆考察
命名対象の種類と、命名の有効範囲について考える。

まずは感情として、シャーロットという名を「悪口で使ったことがある動物」にはつけたく無い。
それらは傾向として「強い」「賢い」「美しい」のいずれにも該当しない動物が多い。
動物以外では人類の発展にポジティブな印象を与えるものについてはOKだったが兵器はNG。

次に有効範囲について。
どこまでの社会で使うか?による。
例えば公レベルをこう定義する

レベル1.個人
レベル2.家族、友達、小さな集団
レベル3.一般社会、国
レベル4.全世界

このレベルが高いほど、気にするリスクが大きくなる。

個人(レベル1)なら何にどう命名しようが、そもそも知る事が無いため自由。
小さな集団(レベル2)でも冗談の範囲内なら気にしない。
レベル3から物により嫌だと思い始める。

ダッチワイフの命名を例にとると
所有物ならレベル1だからOK
商品ならレベル3だからダメ
という感じ。

動物園のサルはインターネットの発達以前はレベル2だったんだと思う。
ローカル動物園のサルの名前なんて普通テレビでも取り上げない。
苦情が来て初めてニュースになり、ネットでレベル3になって、ついにレベル4まで上がってしまった。
自分の家で飼ってるサル(レベル2)だったら全く問題無いけど、現代の動物園だとやっぱりダメなのだ。

◆結論
シャーロットという名を、レベル3以上の世界で、「自分が悪口で使ったことがある動物」の呼び名に使うのは嫌だ。
また人類の発展に対してネガティブな印象を持つ物につけるのも嫌だ。


◆余談
性器はOKと書いたが、
「レディーガガが性器に名前をつける」とかだったらレベル4なのでもちろんダメ。

最後に、やっぱりサルにはその名前つけないで欲しい。